じいそぶがるてん

じいそぶがるてん

設計:中村大補+橋爪賢一

20.08.26

場の魅力を引き出す ―配置検討―


植生調査を行ったのが今年の3月。
長かった梅雨も明けて多くの植物が育っています。

この豊かな植生とこれから建つ建築とが
お互いに魅力を引き出し合うような関係でなくてはいけません。
敷地をくまなく歩きながら、ここでの過ごし方をリアルにイメージしていきます。

一方で起伏に富んだ地形を把握するため高低測量も行いました。
図面とパースで当たりを付け、現地に縄を張り確認です。

共通のテーマを持った建築が集まることで生まれる一体感。
ここでしか体験できない滞在型の施設を目指します。

橋爪@PDO

20.04.20

無限の可能性 ―敷地で考える―


広大で起伏に富んだ敷地にコテージと住居をどう計画していくか。
連続する環境を読み取り、新たな風景を生み出していく。
まさにランドスケープデザインです。

敷地をくまなく歩きながら、それぞれに感じたことを共有していきます。
オーナーもロープで建物の位置や大きさを検証したり、
スケッチもしながら様々な可能性を探っていました。

長い時間敷地で過ごし、大きなところで方向性が見えてきました。
ここにあるべき佇まい、道路からの見え方、建物までのアプローチ、非日常を演出する様々な仕掛け。
これらを計画案に落とし込み、再度敷地で検証します。

橋爪@PDO

20.03.14

プレゼンテーション ―見えた姿―

家族をこれから増やしていこうという若いご夫妻。
最初のご相談から約1年後のプレゼンテーションです。
コスト枠と要望している設計要件にはどうやら隔たりがあります。
目指す夢は大きく、豊かでなければいけません。
まずは、私が敷地に立って見えた建築像を
絵にしてみることにしました。

コテージと住居、その狭間の半外空間のカフェ。
うねる地面と水平線を強調した庇ライン。
その前景となる色とりどりの野草の森。

時間をかけて育てていきましょう。

中村@PDO

20.03.05

じいそぶがるてん


白馬でペンションを営んでいたご実家で育ったオーナーは、しっかりとそのDNAを受け継ぎ軽井沢で民泊を営む決心をしました。

それに最適な土地をとうとう見つけました。
私もそこを訪れたとたん、独特な地形に沿った、そこにふさわしい建築のかたちがしっかりと見えました。ランドスケープデザインと一体化した在り方です。


そこで金澤愛の植生調査。
ツルニンジン(ジイソブ)、オオバギボウシ、ナルコユリ、コバギボウシ、ナンテンハギ、キバナアキギリ、オトギリソウ、ヒヨドリバナ、オトコエシ、ノガリヤス、アキノキリンソウ・・・・、
さすがその筋のつわもの、どっさりと種採りして帰ってきました。

ジイソブとはまた面白い名前の野草です。爺のそばかすという意味ですが花にそばかすはありません。近似種のバアソブ(婆そぶ)はそばかすのある花。夫婦なんですね。

ワクワクしてきました。


中村@PDO