DENのある家

DENのある家

設計:中村大補+橋爪賢一

20.03.18

着工式 ー家族で力を合わせてー


雪の軽井沢に前日入りしたご家族。思いがけない雪に子供たちは大はしゃぎだったようです。
一夜明けて抜けるような空の青さと眩しいばかりの雪景色の中での起工式。子供たちも参加して思い出に残るものとなりました。
工事契約、行政への申請と工事着手に向けて進めていきます。

細田@PDO

20.03.02

街並みに溶け込む ―外観模型―


基本設計で間取りが固まったところで外観模型を作ります。
平屋をベースに片流れ屋根の高い部分が2階スペースになっています。
外観は街並みに貢献するという意味で公共性があり、
昔からそこにあったかのような自然な佇まいが良いですね。

庭を囲うL字プランは太陽の光をしっかりと受け止めます。
庇に覆われた安心感、あたたかみを感じる板張り、風雪に耐えるガルバリウム鋼板。
素材も使い分けこの場にふさわしい建築になりました。

橋爪@PDO

20.02.26

適正な基礎のために ―地盤調査―


木造住宅の地盤調査は「スウェーデン式サウンディング試験」と呼ばれる方法が一般的です。
鉄の棒に重りを乗せ、地面をどれだけ堀り深められるか調査します。
かつては人力で行っていましたが今はコンピュータ制御で自動化されているので精度の高いものとなっています。
建物の四隅と中央部で調査し、判定結果を待ちます。

不思議なもので隣りの地盤が強くても調査してみると弱かったり、
またその逆もあるのでやってみるまで分かりません。
結果は地盤改良工事不要の判定。
早速基礎の設計に反映し見積もりへと移ります。

写真手前、カラマツが倒れています。
針葉樹は成長が早い割に根が浅く、葉も多いので風の影響を受けやすいのです。
建物周囲はもちろん、お隣りに倒れてもいけないので伐採することをおすすめしています。
木を残す場合は総合的な判断が必要になります。

橋爪@PDO

20.02.09

基本設計真っ最中!ー消しゴムかすの山―

若手が作成した図、CADで書かれた線には感情が反映されていません。
そのほうが空間検討にはかえってい良いのです。
鉛筆で手を真っ黒にして、消しゴムのかすだらけにして
家族の生活を、きれいなシーンを想像し徐々に整えていきます。
まるで粘土細工のようです。
こうしたことは今にAIが私の代わりにやってくれるんでしょうか。

中村@PDO

20.02.04

プレゼンテーション ―未来予見―

事前の家族対話がなされていて具体的ご要望をいただきました。
でも多くは「今」にどうしても照準があっています。
多くの家づくりを経てきた私たちは、
「完成してみたらそれほどこだわるほどのことがなかった」など
多くの事後談を積み重ねています。
大切なのは今現在だけでなく5年度10年後15年後を、
いかに見越して多くのしつらえておくかです。
そうそれこそがデザインです。

DENの要望もご主人の漠然とした間取りのスケッチの最初から描かれています。
「どこでも、そして小さくてよいから書斎を・・・・。」
子育てに積極的なパパですが一人きりの大人の時間は大切にしていただきたい。

お母さんはキッチンに立っていながら子供たち、家中が見渡せること・・・、
これも重要です。
ただ子供は意外とすぐに手離れしていくもの。

さまざまなこと、時間をバランスよく組み立ててデザインしていきます。

中村@PDO

20.01.21

プランヒアリング ―暮らしのピース―


お子さんが生まれ子育て環境として軽井沢を選ばれたオーナー。
これから15年をフォーカスした家づくりがテーマです。

要望は家づくりガイドの雑誌に丁寧にまとめられていました。
必要な部屋や設備はもちろん、最近のトレンドまで押さえている辺りは流石です。
何気ないスケッチからも多くのことが読み取れます。

ここで大切なのは価値観の共有です。
リラックスした雰囲気の中で色々な話をしました。
敷地の特性も踏まえ、プランに落とし込んでいきます。

橋爪@PDO

20.01.10

DENのある家


小学校から徒歩圏ということで候補地になっている土地を視察したのは台風一過の直後でした。

現在の都市生活は利便性を追求したマンション住まい。子どもの感性を育むのには適さないのかもしれません。跳ねたい、走り回りたい・・・ダメ!叱らなければなりません。

仕事の拠点は都心ですが家族と心を育む場として、軽井沢移住を決めました。

プラン要望はどうしても「今」を基準に考えてしまいがちですが、5年先10年先をイメージしましょう。

でもDENのご要望はとても良いと思います。仕事が立て込んでしまえば家を空けることも多くなってしまうかもしれないお父さん。確たる居場所であり、父の存在感を漂わせるために、DENは必要でしょう。

ここは特別な場所にしなければいけません。

中村@PDO