クランク・ロビンの家

クランク・ロビンの家

設計:中村大補+橋爪賢一

19.12.04

埋め戻し~PC加工

現場では基礎工事も大詰めです。
存置期間をへて型枠を外し、埋め戻しが終わりました。
引きつづき防湿コンクリート、土間コンクリートの施工に入ります。
一方で、年明けの上棟を目指し、構造材加工の段取りを進めています。
プレカットオペレーターとmm単位の緻密な図面のやり取りをします。

PDOの建築は難易度が高いと言われています。
オペレーターの松田さんも脳捻転にならないか心配です。

中村@PDO

19.11.29

配筋検査―今年は寒くならない―

今年は寒くなってくるのが遅いです。
それにかかわらず規定通りのコンクリート温度補正は必要です。
配筋検査は私と、保証機構検査官のWチェックとなります。
是正事項なしの良好な工事です。
午後から、ベース部分のコンクリート打設です。

中村@PDO

19.11.06

根伐底確認

砕石パイルによる改良工事は3日間で完了しました。
設計は布基礎構造です。
仕上がり地面まで砕石パイルを施工しましたので、
凍結深度かんがみ、根伐をはじめました。
根伐底の確認は重要なチェックポイントです。
このところ晴れもつづくようです。
順調に工程は進みます。

中村@PDO

19.10.28

切土整地―キツネ土―


敷地傾斜角は約10度、勾配にして10分の2近くあります。
伐採前の状態で見るとそれは大したことがないように見えますが、
建築用地としては立派な「傾斜地」です。
敷地形状が縦長ですから等高線に沿った横長プランはできません。

対応するためにクランクロビンの家では北側を切土し、縦長をクランクした計画です。
地盤調査の結果は「杭による改良工事要」となりました。
調査データを見ると、かなり浅いところに自沈層(沈下するかもしれない柔らかい層)があります。
えっ!富士見高原で自沈層?
杭施工する?しない?もちろんしましょう。

切土しましたらデータ通り「キツネ土」が出てきました。
遠目で見ると良好なローム層ですがこれは間違いなく自沈層です。
PDOでは環境杭と呼ばれる砕石パイルで施工します。
40本です。

中村@PDO

19.10.24

伐採 ―唐松巨木さようなら―


50年前に分譲地開発された富士見高原保健休養地は
当時は明るい草原だったはずです。
今ではカラマツの巨木が空を覆い、
暗いばかりではなく倒木の危険もある森となっています。

当時は森林回復にカラマツの苗をこぞって植えたのでした。
それが広葉樹の苗であったらどんなに良い森になっていたでしょう。
基礎工事に先立ち、まずはこの唐松巨木の皆伐から始めなければいけません。
皆伐、というと抵抗感のある方々も多いでしょう。
広葉樹の森を取り戻すためには仕方のないことです。

今日で着手4日目。
今まで成長が抑えつけられていたリョウブやズミ、ダンコウバイが喜んでいます。

中村@PDO

19.10.16

インテリアパース ―空間の見える化―



図面で間取りの打合せをし、外観模型で建物形状をご覧いただきました。
インテリアパースでは内部空間を共有していきます。

敷地で写真を撮り、それぞれの窓から見える景色を確認します。
リビングからダイニングキッチンを見たアングルでは
勾配天井が2階に延びていく様子が分かります。
吹き抜けに面した壁は斜めになっていて、
上部はガラスで視線を抜き、足元は通風のための建具が入ります。
斜めの壁はアクセントクロスを貼るとより強調されます。

キッチンまわりは造作家具にして一体感を高め、
庭にロビンが出ないためのストッパーは出来るだけシンプルな作りに・・・
などなど、多くの事を立体的に確認しながら空間の密度を高めていきます。

橋爪@PDO

19.10.02

外観模型 ―傾斜地の佇まい―



プレゼンテーションで間取りや外観といった大づかみの方向性を共有しました。
まずは分かる範囲でご要望をいただき、少しずつ形にしていきます。

今回、家を建てる目的の1つがご家族が集まれる場を作ること。
そのためゲスト用の寝室はある程度の広さが必要です。
各階に洗面・トイレがあるとより便利です。

原案から寝室を広げ、水まわりを設けると2階が大きくなります。
それによって外観がどう変わるのか、、、
模型を作りご覧いただきました。


ご自宅に伺うとロビン君が迎えてくれました。
お気に入りの段ボール箱でお腹全開です。
「ロビン~」の声掛けに反応し可愛らしい姿を見せてくれました。

橋爪@PDO

19.09.26

プレゼンテーション ―構想を具現化―


一枚のスケッチからどんな家が建つのか。
検討のためお時間をいただきました。

敷地は勾配約10°の傾斜地です。
移動は車ですから玄関前までアプローチできると便利です。
そのため車窓から見える姿が建物の「顔」となります。

一方、北側は完全プライベート空間です。
朝日の差し込むウッドデッキやアウトドアファニチャー、
ファイヤープレイスなど楽しいしかけが満載となりました。

話題は建築にとどまらず、造園計画や家具、家電へと広がります。
予算感も踏まえながら基本設計に反映していきます。

橋爪@PDO

19.09.19

クランク・ロビンの家


5年ほどは週末住宅、その後は2地域居住というライフスタイルの家の計画です。もう30年以上も前にお父様が購入した土地です。当時はさほど建築イメージもなく決めたことでしょう。
「果たして思い通りの家が建つ敷地なのか?」
そんな不安をお持ちになってのご相談から始まりました。

緩い南西傾斜の縦長の地型。境界線からのセットバック規約を遵守すると、おのずと家の間口寸法は決まってきます。猫の話、息子さん方の話などお聞きしながら、その場でとてもまとまりのある構想がスケッチできました。

クランク状にプラン計画をすることで、南にオープンなサンデッキ、北に室内の延長のようなダイニングデッキ。

楽しみな計画のスタートです。

中村@PDO