19.08.22
撮影―きれいに撮ってね―
生み育ててりっぱに出来上がった家はもちろんそこに住まうオーナーのもの。
出会いからこれまでたくさんのことがありました。
設計者として、手塩にかけて育てた家に最後にしてあげられることは、
きれいな完成姿を写真に残すこと。
だから最高の写真家にお願いします。
「写真」とは目で見えていることを撮ればそれでいい
というものでは全くありません。
目で見ているものは感覚が編集行為をして都合よく見たいもの、
見えたくないものを選りすぐって視覚化した結果です。
それを瞬時にやっているのです。
「このシーンいいな!ガチョン!」とやっても、
モニターで見てみるとまったく絵になってない、
なんて経験は誰にでもあるでしょう。
まりもの家撮影では、写真、設計者、オーナーが
気持ちを一つにしてのぞむことができました。
Limoちゃんもポーズとってくれましたし。
私と写真家が夜景を撮っているところをオーナーが送ってくださいました。
早速ブログにUP!
中村@PDO

長雨の影響もあり外構工事に手間取ってしまいました。
道路から見るとすまし顔、内側に回ると環境に開く。
まりもの家の造作家具をすべて任せる予定だった井出さんは、
街並みに威圧的な佇まいの家は嫌いです。
私と同じ髪型の左官屋さん、親近感を覚えます。
正確に申しますと悩んでいたのはタイルではなく私です。
そのかいあって、この場に、まりも一家にとって最適なタイルが選ばれたのでした。
今日は外部系の色を決めていただくために来現していただきました。









道路から、そして敷地内アプローチからエントランスへ。
いつもおとなしく打ち合わせを聞いているリモちゃん。
うずまきスタジオにオーナー夫妻はおいでくださいました。
