18.06.13
天然水の家―うるうる撮影だった―
・・・・完成しました。
私が設計者として目指したい「静謐感のある建築」が実現できました。
尾白川と背後の湧水池に挟まれた特別感のある森環境。
ここに存在する建築は「静謐」でなければなりませんでした。
梅雨入りは明日?と予報された日、
怪しい雲行きの中、写真家の松村さんと私は決行しました。
じつは雲大好きな両者は絶好の撮影日より、と思ったのです。
台風が近づくと心躍らせて海に向かうサーファーのようです。
白州ならではの白い地面の反射で森の奥から家を見ると姿が際立っています。
白砂の渓流が蛇行する瀬に木漏れ日が美しい。
良し、ここから狙おう!
あまりの美しさに目が潤みました。
と、ファインダーを覗く写真家を見ますとやはり感動にふるえています。
高山在住の吹き硝子作家、安土草多さんのペンダントライト。
夜景撮影で予期していない幻想的光を放ってくれました。
「天然水の家」もこれで無事殿堂入りできそうです。
中村@PDO





「耐久性、メンテナンス性を考えると板壁はアウト・・・」
それでも「庇の出ていない」モダンなデザイン表現には魅力があります。

壁、屋根、床下に断熱材を吹き付ける前にどうしてもチェックしなければいけない、






現場へのアプローチ、美しい南アルプスの大絶景が広がっております。
今日からいよいよ基礎着工です。
長い雨と台風のあと、久しぶりの晴天です。
広大な敷地は赤松の巨木に覆われています。



