16.10.06
敷地選び ー子供たちが駆け抜ける家ー
既に候補地がありご相談をいただきました。
一つは山々が一望でき空が大きく見える敷地です。
既に周囲には家々が建っていて景色と共にそれが視界にも入ります。
もう一つは眺望こそありませんが深い深い森を見通す静寂な敷地です。
視界の中に人工物は将来にわたって存在なしの条件です。
オーナーは「天神の曲がり家」と子供を通じてのママ友同士。
子供たちが外も内もなく走り回ることのできるそんな家が夢なのだそうです。
何が楽しかったか?「屋根に出て遊んだこと!」
なんて危ない!でもそれは現代の過保護思想なのかもしれません。
開放的にする家は周囲からも見られてしまいます。
プライバシー確保が難しくなります。
また、普段は都会のコンドミニアム暮らしですから、メリハリをつけるためにも、
人の気配が全くない森を見通す敷地が良いと思いました。
中村@PDO