モダンリーフの家

モダンリーフの家

設計:橋爪賢一

20.10.16

写真撮影 ―環境の中の建築―



お引き渡しが終わり、少し落ち着いたところで写真撮影に入らせていただきました。

工事中はゆっくりと空間を味わう状況にありませんでしたが、この日だけは違います。
朝から夜まで、贅沢なまでに時間を過ごすことができます。
夕景のカットで星が出るのを待っている際、ふと流れ星が見えたり、
森の中からは鹿の高い声が聞こえたりと、改めて豊かな環境の中にいることを実感します。

今回も素晴らしい写真がたくさん撮れました。
仕上がりが楽しみです!

橋爪@PDO

20.09.15

お引き渡し ―次のステージへ―


カーポートの石積みと建物まわりの整地が完了しました。
公園の散策路の様な階段を上り建物までアプローチしていきます。
ロールスクリーンも取り付き、建物のお引き渡しです。

建物が出来上がると意識は庭へと向かいます。
暮らしながらイメージを膨らませるのも良し、
庭づくりは年単位でゆっくりと育てていく楽しみがあります。

家づくりから庭づくりへと、次のステージの始まりです。

橋爪@PDO

20.08.31

階段の演出


階段は家の中で唯一空間を上下移動できる場所です。
単に移動で終わるのではなく、
視線の変化や空間体験も楽しめればより魅力的なものになります。

エントランスホールを兼ねた階段室は
明るく外の景色も楽しめるように壁一面をガラス張りにしました。
階段を上りながら空や樹木を眺めたり、2階から下る時は地面を見下ろすなど、
ダイナミックな視線の変化を楽しめます。

室内からは階段そのものが空間のアクセントになります。
抜けのあるかね折り階段と細くシンプルなアイアンの手摺が特徴です。
階段下にはロードバイクが置かれ、
オーナーのライフスタイルも含めて階段まわりを演出します。

橋爪@PDO

20.08.18

火と水のある風景


水盤を作り天井に水面を映したいとご要望いただいてから、
素材や形状など検討を重ねてきました。

そしてついに水張りの日。
見事な揺らぎが天井に映し出されました。
静かで、滑らかな表情が天井を演出します。


この日は工事の進捗確認と薪ストーブの取り扱い説明を兼ね火入れ式を行いました。
高橋さんの丁寧な説明に耳を傾けながら、
薪ストーブの炎と水面の揺らぎ、さらには木漏れ日も加わり、
表情が刻々と変化していく空間も楽しめました。

橋爪@PDO

20.07.29

ロールスクリーン打合せ ―シンプルに飾る―


建物の完成が見えてきました。
クロスが貼り終わり、LDKのタイル工事に入っています。

窓まわりはオーナーの希望ですっきりとしたデザインです。
窓台(窓の下枠)だけ木にして他はクロス仕上げとし、
サッシも白色にしたのでシンプルにまとまりました。

ロールスクリーンのイメージもオーナーの中にあった様です。
サンプル帳の中からすぐに候補をセレクトいただきました。
少し素材感のあるものも含めて検討いただきます。

橋爪@PDO

20.06.27

木部塗装 ーイメージ通りにー



現場で決めた木部塗装色のピニー。赤褐色の欧州赤松の色合いです。
約1ヶ月ぶりの現場視察で塗装の終わった外観を確認いただきました。
ガルバリウムとのコントラストもイメージ通りです。

細田@PDO

20.06.10

木肌美人 ―板張りの表情―



外壁に杉板が張られ、建物の表情が豊かになってきました。
板が重なる部分にあらかじめ塗装をして張り進めていきます。
塗装色はキシラデコールのピニーです。
赤褐色で明るめの木部とガルバリウムとの対比でメリハリのある外観となります。

橋爪@PDO

20.06.02

上棟打ち合わせ ー現場の光の中でー



上棟して木工事が進む現場にご夫妻にお越しいただきました。
現場の光の中で外壁の板壁や軒天井の色決めの打ち合わせです。



イメージをお聞きしながら建物形状や全体のバランスを考えて設計者からのアドバイス。ご夫妻も納得のいく色で決まりました。

細田@PDO

20.05.20

金物検査 ―客観的な目で―



壁に構造用合板が張られ、開口部にアルミサッシが入りました。
タイベックシートが光を拡散しているせいか、柔らかな光が入っています。

筋交いや構造金物が取り付き、外まわりの防水がまとまったところで第三者機関の検査を受けます。
PDOの確認とダブルチェックという意味でも重要な検査です。
無事合格をいただき、断熱工事へと工程を進めます。

橋爪@PDO

20.05.08

大工工事 ―まずは防水優先―



ゴールデンウィークが過ぎ新芽が一斉に芽吹いてきました。
過ごしやすく春らしい陽気が続いています。

現場は上棟後すぐに屋根のガルバリウム鋼板を葺きました。
間髪入れず外壁も透湿防水シートでしっかりと防水していきます。
まずは雨による心配のない状態まで進め、
その後開口部や階段まわりなど大工工事に時間をかけていきます。

橋爪@PDO

20.04.30

祝・上棟! ―丘の上の佇まい―


敷地の周囲は森に囲まれいつも穏やかな時間が流れています。
都会の喧騒を離れ心身共にリラックスできる環境です。
建物もそんな場の雰囲気に溶け込む様、道路から見た外観は小さく控えめです。
高い視線で森に開き、開放的でシンプルな空間をつくり上げていきます。

橋爪@PDO

20.04.19

基礎工事完了 ―蓼科山が見えた―


敷地周辺では桜が見頃を迎えています。
新緑の季節を前にレンギョウやユキヤナギ、シバザクラなど色とりどりの花も見られるようになりました。

現場は基礎工事が終わり、週明けから大工工事が始まります。
出来上がったばかりのエントランス土間に立つと赤松林の向こうに蓼科山の頂上が見えました。
木々の葉が落ちて今まで見えなかった山並みが姿を現しています。
2階やロフトからはまた違った景色が見られることでしょう。
いよいよ建て方です!

橋爪@PDO

20.03.20

見て感じて ―ショールーム見学―



ショールームの面白いところは発見があるところです。
こんな素材があったのか、こんな使い方があったのかと
想い描いていたイメージを良い意味で裏切る出会いがあります。
実際に手で触った時の感触や光の当たり方によって受ける印象の違いなど、
意外と繊細なものなのです。

薪ストーブはヨツールのF305に決定しました。
滑らかな鋳物のデザインと大きなガラス扉が特徴的です。
マテリアルもシンプルで素材感を感じるイメージで統一していきます。

橋爪@PDO

20.03.13

傾斜に沿って ―基礎工事着手―



傾斜地での施工は難易度が高く手間がかかります。
平らに造成してしまえば工事は楽になりますが、
安易にそうしないのは敷地の特性も重要な設計要件と考えているからです。

傾斜なりにスキップフロアにすれば空間に変化が生まれ地面との繋がりも維持できます。
そのために基礎も段を設けて施工します。
心配された岩盤層の影響もなく予定された深さまで地面を掘ることができました。
スケールを当てて確認です。

橋爪@PDO

20.03.05

岩盤現る ―工事着工―


建築許可が下り、いよいよ工事スタートです。
まずは駐車スペースを作るための切土から始めます。

地盤調査で地中50cm程で基礎に適した地盤となり、
地中1.5m以深はさらに硬い層になることが分かっていますが、
切土斜面にその境目がはっきりと出ていました。

「石が頭を出しているだけだと思ったら岩盤だったよ!」

と基礎屋さん。急遽掘削機を使っての切土です。
建物にとってはこの上ない地盤ですが職人さんは大変です。
重機で少しずつ削りながら形を作っていきます。

橋爪@PDO

20.02.22

春はもうすぐ ―地鎮祭―


去年に続き今年もほとんど雪が降りません。
雪解けを待って始める基礎工事もこの陽気なら早めにスタートできそうです。

地鎮祭は天候にも恵まれ春の訪れを感じながら執り行いました。
厳かな雰囲気の中にも神主さんの粋な計らいがあり、
盛砂を掘る所作(穿初之儀/うがちぞめのぎ)は
オーナーご夫妻とわんちゃんたちにも参加いただきました。

二礼二拍手一礼のタイミングが参加者全員ピタリと合い、
地の神様にも良い挨拶ができました。

橋爪@PDO

20.01.23

地縄確認 ―同じ方向を向いて―


工事契約を終え、いよいよ着工準備が始まります。
この日は久しぶりに現地で打合せです。
建物位置に縄を張り、窓から見える景色を確認します。

LDKの正面には林が広がり、その先には八ヶ岳が位置します。
はっきりとした軸線は計画当初からブレていません。
コンセプトの方向性を再確認し、現地の光のもとで外観の色味を検討しました。

春先の頃合いを見て工事に着手します。

橋爪@PDO

19.12.13

インテリアパース ―スキップフロアを活かす―


建物はコンパクトながら傾斜地での計画です。
1階がスキップフロアになっているので立体的な空間検討を要します。
床の段差をどう活かしていくか、インテリアパースで確認します。

1つは造作ベンチを作り、背もたれが廊下側で手すりになるアイディア。
足元の抜けをなくし、リビングダイニングに落ち着きを持たせます。


もうひとつはベンチや背もたれをなくし、オープンにする方法。
空間を遮るものがなくなるので一気に開放的になります。
同じ床面積でもこの方が広く感じられます。

空間のテイストは明るめのシンプルモダン。
床の大判タイルと板壁との対比も楽しみながら、
ご自宅とは違った雰囲気を作っていきます。

橋爪@PDO

19.11.12

プロジェクト再開! ー熟成期間をへてー



諸事情で止まっていたストーリーが一年ぶりに動き始めました。後発のプロジェクトに追い抜かれていくのを内心複雑な思いで眺めていらしたことでしょう。家づくりは正解もないし人から判定してもらうものでもありません。立ち止まって逡巡したぶんだけ深まるものがあります。

新たな要望を反映したインテリアパースを前に都内で打合せ。リズムを取り戻し来春の着工を目指して進めて行きます。

細田@PDO

18.10.11

見積り提示 ―プランB―


見積り用の図面をもとにコストの算出を行いました。
まずは希望を全て盛り込んだ計画だったこともあり、
想定していた金額を超えたものとなりました。

そうなった場合の代替案はすでにオーナーと共有しています。
2階のトイレとロフトの中止です。
トイレ部分を納戸として使うことで収納量を確保できます。

ロフト工事分の減額、トイレ・洗面設備の減額により
想定の金額内に納まりそうです。

コストをかける部分ははっきりしています。
一方でそうでない部分もあります。
こだわりを実現するための金額調整です。

橋爪@PDO

Cost was calculated based on the drawing for estimate.
First of all it was a plan that included all hope,
It has exceeded the amount we assumed.

In case of such an alternative plan already shared with the owner.
It is the cancellation of the second floor toilet and the loft.
You can secure the storage capacity by using the toilet part as a storage room.

With construction of loft, reduction of toilet / washstand facility,
It is likely to fit within the assumed amount of money.

The part costly is clear.
On the other hand, there are parts that are not so.
It is money adjustment to realize the commitment.

18.09.13

見積り図面読み合わせ ―予算取り―


プレゼンテーション、基本設計と打ち合わせを重ね、
オーナーの要望がプランに反映されました。

さて、この内容がいくらで出来るのか。
設備機器や仕上げ材料などはベーシックなものを想定して
見積りをしてみましょう。

次のステップは予算との兼ね合いを見ながら設計を詰めていくこと。
費用をかける部分とかけない部分、メリハリも大切です。
3週間ほど見積り期間を頂戴します。

We have a meeting with presentation and basic design,It became a plan reflecting the request of the owner.

Well, how much can you do?
Let's make an estimate assuming that the equipment and finishing materials are basic.

The next step is to reduce the design while looking at the balance with the budget.
Parts that cost you money and parts that do not cost are also important.
We will give you an estimation period of 3 weeks.

18.09.07

模型に夢中


オーナーからいただいたご自宅の写真です。
リビングの飾り棚に模型を置いて下さいました。
ライトアップされ中央に鎮座しています。

それを見つめるムッシュくん。(手前はフラウちゃんの頭)
完成を楽しみにしているのはオーナーだけではないようです。

2人のために足洗い場や滑りにくい床材も選んでいるから楽しみにしていてね。

橋爪@PDO

It is a picture of their home from the owner.
They put the model on the cabinet in the living room.
It is lighted up and is sitting in the center.

Mushu-kun he stare at it. (Furu-chan's head in front)
It seems that it is not only the owner who is looking forward to completion.

We also chose a foot washroom and hard to slip flooring for two. Please look forward to it.

18.08.15

外観模型 ―イメージを膨らませる―


基本設計に先立ち地盤調査と伐採工事を行いました。
地盤は良好、改良工事不要の判定です。
伐採工事は台風の影響が心配されましたが、
小諸周辺への影響は少なく、予定通り終えることができました。
視界が開けたところで現地確認です。


図面で分かりにくいところは立体でご確認いただきます。
100分の1スケールの外観模型を作成しました。
建物の形や敷地との関係、仕上げ材料などイメージしやすくなります。
窓から見える景色も現地で確認いただきました。
トイプードルのムッシュとフラウは地面の感触を確認。

よりリアルなイメージを持って、
基本設計を進めていきます。

橋爪@PDO

Before the basic design, we carried out ground survey and logging work.
The ground is good, no improvement work is required.
Although the concern about the influence of the typhoon was concerned about the logging construction,
The influence on the area around Komoro was small and we were able to finish as planned.
Since visibility was opened, it is a local confirmation.
We confirm the place which is difficult to understand in the drawing with three-dimensional.
We have created a 100-scale scale appearance model.
The shape of the building, the relationship with the site, finishing materials etc will be easier to imagine.
The scenery which can be seen from the window was confirmed on the site.
Moush and Frau of Toy Poodle confirmed the feel of the ground.

We will carry out basic design with more realistic images.

18.08.11

伐採工事 ー敷地確認のためにー



敷地は道上にある傾斜地。アカマツなどの針葉樹も茂っており土地の状況がイメージしにくい状況です。基本設計を進めながら今回は建築工事に先立って伐採抜根工事を行います。次回の打合せは伐採後の現地。外観模型を作成します。

細田@PDO

The site is a sloping ground above the road. Coniferous trees such as Akamatsu are also grown and the situation of the land is difficult to imagine. While progressing the basic design, this time we will undertake logging construction prior to construction work. The next meeting is the site after logging. We will make an appearance model.

18.08.05

水盤 ―光の演出―


プレゼンの1週間程前、オーナーから追加の要望をいただきました。
自宅で実現できなかった水盤をぜひやってみたいとのことでした。

水盤の設置場所は建物の南側。
太陽の光を反射させ、リビングの天井に水面の揺らぎを映し出します。
建築と一体で考えるか、あるいは盆状のものを据え置くか(写真は参考例)、
オーナーのイメージは前者でした。
水深数センチなので構造的な負担はないでしょう。

ただし、森の中なので水の取り扱いには要注意です。
水盤に水を張ったままにしておくと蚊の発生原因になってしまいます。
不在時には蓋をするか水を抜いておく必要があります。

新たな要素が加わり、見せ場が1つ増えました。

橋爪@PDO

About one week before the presentation, we got an additional request from the owner.
It was meant to try the basin which could not be realized at home.

The site of the basin is the south side of the building.
It reflects the light of the sun and reflects the fluctuation of the water surface on the ceiling of the living room.
Whether to think integrally with architecture or to place another thing (photo is a reference example)
The image of the owner was the former.
Because it is several centimeters deep, there will be no structural burden.

However, it is in the forest so be careful with the handling of water.
Leaving water on the basin will cause mosquito occurrence.
In case of absence, it is necessary to lid or to drain water.

A new element has been added, and the number of main points has increased by one.

18.07.24

プレゼンテーション ―ここにしかないプラン―


プレゼンテーションはご自宅にて行いました。
あらかじめ大枠の予算と面積、各室のイメージをいただきましたが、
敷地の特性やエリアの規約から建築可能範囲に限りがあります。
要望を満たすには廊下の面積を減らしたり
用途が兼ねられるところは兼ねるといった設計の工夫が必要です。

オーナーから「デッキが広く確保できればLDKは小さくても良い」と伺いました。
そこでダイニングソファの提案です。
南側の森を眺めるようにベンチを設け、ダイニングチェアとソファを兼ねるアイディアです。
家族友人で賑わう、一体感あるLDKになります。
ウッドデッキは室内の床が続いていくようにすると広がりを感じられます。

1階は敷地の傾斜を利用したスキップフロア。
天井高を抑えたエントランスから開放的なLDKへと繋がります。
2階とロフトはプライベート空間とし、
視線が高くなるにつれて見える景色の変化を楽しめます。

ここにしかないプランとなりました!

橋爪@PDO

We gave a presentation at home.
We got a large budget and area, image of each room beforehand.
However, there are limitations on the range that can be built from the properties of the site and the convention of the area.
In order to fulfill the demands, it is necessary to reduce the area of ​​the part or to devise a design.

We asked from the owner that "If the deck can be secured widely, LDK can be small".
So we are proposing a dining sofa.
It is an idea that also serves as a dining chair and sofa by setting a bench to look at the south side forest.
It can be enjoyed by family members and friends, it becomes LDK with universal feeling.
When the wood deck and the floor of the room are connected, We feel spread.

The first floor is a skip floor using the inclination of the site.
From the entrance that reduced the ceiling height it leads to an open LDK.
The second floor and the loft are made private space,
You can enjoy the change of the scenery that can be seen as the line of sight gets higher.

It became a plan which is only here!

18.07.17

現地調査 ―道上(みちうえ)敷地―


現地調査は重要なプロセスです。
設計のヒントや注意点など多くの要素が隠れています。
測量図を見れば分かることでも実際に目で見て確認していきます。

敷地は前面道路から傾斜して高くなっていますが、
5m程入ると勾配が緩やかになります。建物はこの辺りに建てるのが自然な考えです。
ちょうど八ヶ岳方面への高い視線も得られます。

雨の日も訪れました。敷地から道路に流れ出る水も重要なポイントです。
建物がこの水をせき止めてしまっては湿気も滞るので
暗渠排水工事でスムーズに受け流すのが良いでしょう。

オーナーからいただいた要望はもちろん、
敷地の特性から読み取れる条件も踏まえた上で、
ここにあるべき姿を見つけていきます。

橋爪@PDO

Field survey is an important process.
Many elements such as design tips and cautions are hidden.
Even if you see the survey chart, I actually check with eyes to check it.

The site is inclined from the front road and it is high,
When entering about 5 m the gradient becomes gentle.
Buildings are a natural idea to build around here.
They can also get a high line of sight to the Yatsugatake area.

It also visited the rainy day. Water flowing from the premises to the road is also an important point.
As the building stops this water, the moisture will be stagnant
It is better to smoothly receive in the drainage drainage construction.

Not to mention requests from owners,
Based on the conditions understood from the properties of the premises,
I will find out what I should be in here.

18.07.10

40km先の夢


小諸市の標高730m地点における別荘の計画です。敷地は静かな森の中にあります。

計画に際してオーナーから「2階から八ヶ岳が見えるかもしれない、かなえられるなら今回最大の目的!」とテーマをいただきました。

地図を見てみると八ヶ岳は真南方向に位置します。現状は木々が生い茂り、オーナー含めてまだ誰も見たことはありません。2階建+ロフトにして高い視点から見えるかどうか、はるか40km先の八ヶ岳に意識を向けていくことを共有しました。

夏は避暑として、冬はスキー・スノーボードの拠点として、都会で忙しく過ごされているオーナーご家族にとって、ここでの時間は非日常であり、リフレッシュになることでしょう。

大きな夢を描くところから、プロジェクトがスタートしました。

橋爪@PDO

It is a plan of a villa at 730 m altitude of Komoro city. The property is in a quiet forest.
At the time of planning, the owner gave me the theme "Yatsugatake may be seen from the second floor, if this could be made the biggest goal this time!"

When you look at the map, Yatsugatake is located in the southern direction. Currently the trees grow abundantly, nobody has seen anyone yet, including the owner. I shared the consciousness to Yatsugatake which is far 40 km away whether it can be seen from a high viewpoint with 2 stories & lofts.

For the owner family who is busy in the city as a base for skiing and snowboarding in winter as summer is a hot summer and in winter the time here is extraordinary and will be refreshed.

From the point of drawing a big dream, the project started.