トレイルランの家

トレイルランの家

設計:中村大補

18.01.05

背骨スケッチ


今日はヒヤリングです。
オーナーとは敷地で待ち合わせです。
約束の1時間前に到着して敷地をくまなく歩きまわります。
山あり谷あり、まるでクロスカントリーです。

竜の背のような尾根筋が敷地を横断して道路に潜り込みます。
建築の背骨はこれに沿って計画をすればよいのです。
道路から車が進入して停めるところは低いレベル。
そこから背骨に沿って登っていきます。
途中に一部屋、登りついて広いパブリックゾーン、
水回りを挟んで一番奥地がプライベートゾーン・・・・。

難解な起伏のある土地も、読めてしまえばすぐにあるべき家が見えてきます。
初雪が降り始めた寒空の下、オーナーのライフスタイルをヒヤリングしながら、
この敷地にあるべき家の在り方の話を織り交ぜながら、
たくさんお話しいたしました。

オーナー夫妻はランナーなのでした。

中村@PDO

Before meeting with the owner, we walked around all over the premises.
There are a mountain and valley.
It seemed as if we played a cross-country.

The site is undulating very much.
But if we know the land well, we could see a house that we should have.

I listened to a lot of stories about the lifestyle and the ideal house from the owner.
The owner and his wife are runners.
They must enjoy their house.

17.12.25

土地読み―まるで馬の背のような―


NPOピッキオは私も尊敬する中西悟堂氏を源流にする自然保護団体。熊をとらえては山に帰す活動をしています。

軽井沢にすでに在住されているご夫妻から新築のご相談がありました。ゴルフ場に面した広大な敷地です。そのちょうど対角線をなすようにまるで馬の背のような尾根筋があります。敷地を見てすぐにそう思いました。

その尾根に登っていくと・・・・・・、あっ、ピッキオの熊捕獲の仕掛けがあるではありませんか。これはまずい。思わずターザンの雄たけびを!

あっ!麻美さん危ないから近づいてはだめ・・・と言っている声も聞かずに、仕掛けの前で写真を撮ったりしています。・・・中に熊さんはいませんでした。

さて、この敷地は軽井沢の自然のバリエーションを凝縮したような、とてもアクティヴで盛沢山です。
熊も散歩する長い尾根筋があるかと思えば、南の淵には高層湿原、北には谷、道路を隔てて広大なゴルフ場。どんな建築の在り方がふさわしいのでしょう。

中村@PDO

NPO Picchio is a nature conservation organization that is acting to return the bear to the mountain.
There was consultation of new construction from the couple living in Karuizawa. It is a vast site facing the golf course.
Is not there a mechanism of Piccion 's bear capturing on the site?
That's big issue.
However, there was no bear in the trap.

Well, this site has plenty of nature's richness in Karuizawa.
There are long ridges, wetlands, valleys in the north, and a vast golf course across the road. What kind of architectural style is appropriate?