鹿谷にひらく家

  • 設計:中村大補
鹿谷にひらく家
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鹿谷にひらく家
鹿谷にひらく家

「道下の急傾斜地」と呼ばれる敷地形状です。八ヶ岳西麓広原には多い地型です。ただ、この敷地の特長は道路から急斜面を下降すると、ほっとするように傾斜がゆるくなることと、深い峡谷が圧倒的な迫力で拡がることでしょう。
構想を得るために通うたび、鹿の群れが遊ぶのを見ました。

鹿谷にひらく家
鹿谷にひらく家
鹿谷にひらく家

このような敷地を選択するオーナーは概して挑戦者気質です。それもそのはず、冬山にも立ち向かう登山家なのでした。
ご夫妻の一致した要望は、「くつろぐ土間リビング」です。大自然と生活を窓、壁、で仕切ってしまうことなく、中間領域として「土間」を用い環境をインテリアに導きこもうという考えです。まさに私が望むコンセプトと一致しました。

鹿谷にひらく家
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