絵本の家

絵本の家

設計:中村大補

17.03.17

防水金物検査

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木造構造材が耐震設計通りの金物で緊結されているか、床や壁、屋根の合板が指定された釘と間隔で施工されているか、防水シートが規定の長さの立ち上げがされているかどうか、
等々くまなくチェックしていきます。

社内検査、保証機構の検査、共に指摘事項なしで終えています。

赤田@PDO

17.03.10

上棟式 ~継ないでいくもの~

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来春の小学校入学を機にUターンするために生まれ育った故郷での家づくりがはじまっています。
現場を仕切る棟梁、隣のご実家に暮らすご両親、PDOメンバーが参列して
上棟式が執り行われました。

弊串にご家族の名前を記した後は、ちびっこたちも一緒に建物の四方祓い。
お神酒、洗米、塩、きりぬさでお清めして工事の安全と建物の完成を祈願しました。

来春には里山の風景を見ながら小学校へと通います。
絵本の家と一緒のピカピカの新一年の誕生です。

細田@PDO

17.02.25

祝!上棟 -春光を浴びながら-

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前日の雨模様とは打って変わった晴天の日に「絵本の家」上棟いたしました!

水下大工率いる大工6人衆の息の合ったテンポでどんどんどんどん組み上げられていき、
建て方初日に野地板張りまで進みました。

赤田@PDO

17.02.17

基礎工事完了―大工にバトンタッチ―

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雪景色の中、家族揃って行われた床鎮めの儀から早一ヶ月。
見事に基礎工事完了です。

硬い地盤で支えるように1.5mも深くした耐圧版(べた)基礎構造です。
それも今では埋戻しされた土によってすっぽりと覆われました。

基礎工事から大工にバトンタッチです!

赤田@PDO

17.02.04

コンクリート打設

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型枠が組み上がり、いよいよ立ち上がり部の打設です。

ミキサー車によって運ばれてきたコンクリートを
ポンプ車にて圧送し、立ち上がり部へ打ち込んでいきます。
打ち込みを行いながら振動棒を用いて、余分な空気を除去し締め固めていきます。

基礎工事いよいよ大詰めです!

赤田@PDO

17.01.26

配筋検査―鷹の目が光る―

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里山の実家の南につくられる「絵本の家」。
仕事ぶりを見下ろすように蔵の鏝絵の鳥の目が光ります。
大昔の左官職人が漆喰を用い鏝だけで仕上げるレリーフです。
風雨にさらされ彩色も褪せていますが赤松にとまりカラスを威嚇する鷹に見えます。

配筋の検査では妥協は許されません。
鉄筋径と間隔、折り曲げ部の長さ(定着)、重ね長さ・・・多くのチェック事項があります。
鉄筋が全く汚れていない・・・・。
現場採寸し工場加工機で折り曲げ、手際よく現場組み立てしたことが伺えます。
良い仕事です。

中村@PDO

17.01.18

安全第一

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大寒波の影響もなく順調に工事が進んでおります。

基礎底盤下地の防湿シートを確認するために現場を訪れると、
先に確認している方が・・・・・!
ご実家で飼われているクロネコちゃんです。

「現場に入るときはヘルメット着用だよ!」
と、注意をしておきました。

赤田@PDO

17.01.13

着工!―きつね土だね―

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いよいよ今朝から基礎工事着手です。
3時くらいに着いてみるとすでに整地作業が完了しています。
まずは設計グランドラインと壁中心線の確認です。
地盤調査通り表土をどけるとすぐに「きつね土」が出てきました。
八ヶ岳南麓の里地エリアではこの地質が多いです。
黄色くさらさらとした水はけの良い土ですが家を支えるには弱いのです。
かと言って地盤改良工事をすれば工期、コストともに増大します。
600mmも掘れば寒冷地基礎としては十分ですが、
ここでは1300mm掘る必要があります。
この深さを耐圧版基礎とするべた基礎構造とすることに決めています。
また近隣からは「ビルでも建つだかい?」と言われそうです。

中村@PDO

17.01.10

床鎮めの儀〜ごあいさつ

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前日からの雪もあがり青空がのぞいています。
ふたりのちびっことご両親が参列して地鎮祭が執り行われました。

ご夫妻の故郷の八ヶ岳南麓。
新たな暮らしの場となる家の工事が始まります。

工事中の安全を祈願し故郷での暮らしを心に描きごあいさつです。

細田@PDO

17.01.07

お世話になります

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9日の着工式に先立ち、今日は仮設トイレの据え付けをしました。
集落の中の里地での建築です。
向こう三軒両隣、工事にあたっては八方に気配りが必要でしょう。
ご両親の暮らす家は「絵本の家」の北隣地です。
生活視線から外しお隣さんにも配慮して位置決めしました。
これから半年お世話になります!

中村@PDO

16.12.03

地縄張り―収穫後の菜園で―

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季節外れの大雪は思った通りすぐになくなりました。
「絵本の家」は古い蔵や農器具小屋などが周囲にある里地エリアでの計画です。
今は自家消費用の家庭菜園となっているところが建築地です。

既に今年の収穫は終えているようです。
今日は建物位置を検討する地縄張り(実際には紐張りですが)を行いました。

ご両親の住まわれている北側の家への陽当たりや窓の位置を確認しながら、
最適な位置を決めました。
高齢のモクレンは春を告げる里らしい樹。
斑入りアオキは常緑で魔除け効果あり。
移植が良いでしょう。

中村@PDO

16.11.21

家具打ち合わせ ー木のすず工房を訪ねるー

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農地転用の目処も立ち、年明けの着工に向けて打ち合わせを進めています。
ご家族が集うジャイアントテーブル、ダイニングとリビングの間に収まるサイドボードなど、3点ほどの製作をお願いします。

材の種類・木目・色目などを確認しながら寸法やデザインを検討します。
天板・本体はクリ材を使い、把手などは使わずに手掛け加工を施した、
スッキリした扉デザインをご夫妻は希望されています。

細田@PDO

16.10.01

地盤調査 -畑の中で-

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絵本の家計画地は今現在、ご両親の畑として利用されています。
農作物に気をつけながら、地盤調査を行いました。

結果は安定した良好地盤ですが岩盤というほどのこともありません。
耐圧盤基礎として設計を進めましょう。

赤田@PDO

16.09.22

外観模型 ―薪ストーブ復活!―

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今は都会で暮らす若いご家族の、いわゆるUターンの住まいです。
薪ストーブ導入には迷っていました。
もちろん高額なこともありますが、「薪割なんかやったこともないし・・・。」
果たして有効に活用、楽しめるものかな?といったところでしょう。

「薪ストーブはやります!」意思が明確になりました。
薪割体験イベントにも申し込みされたとのことです。
「きっかけにして自分が強く変われればいいな」などとつぶやいていらっしゃいました。
それほど負担に考えなくても楽しいスポーツくらいにお考えいただければよいと思います。

そんなわけで外観模型に煙突を付けましたよ。

中村@PDO

16.09.03

インテリアパース ―天井は板?―

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おおよそ要望も出そろい平面図への反映もおわりました。
ここで、インテリアパースの作成です。
作業をしながら空間構成を整えていきます。
まるで彫塑の模型を指でつくりあげていくのと似ています。
決まったことを事務的に入力するCAD図作成とは異なります。

天井高さや形状の変化、素材構成、枠納まり、造り付け家具のデザインなど、
多くの情報整理の集積がインテリアパース図です。

節のある板は好きではない、とのことで天井のすべてをクロス仕上げの絵としていました。
どうも物足りませんので板張り天井と組み合わせてみました。
高い天井ではそれほど節は気にならないと思いますよ。

中村@PDO

16.08.23

プレゼンテーション

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若いご家族の家です。
これからどんどん子供も大きくなるでしょうし、
地元での交友関係も拡がっていくことでしょう。
だからと言って大きな家にしてしまうのはお勧めしません。
メンテナンスのこと、暖房効率のことなど・・・、
設計の仕方次第で大きく、広く感じさせる方法はいくつもあります。
まずは、いただいた条件の中でどれだけ無駄なく、
コンパクトに収まった案をつくるかが大切だと思います。

300冊はあると言われた絵本コレクション、段違い平行棒のクローク、
造り付けのリビングベンチ・・・、盛り込んであります。

気に入っていただけるでしょうか。

中村@PDO

16.08.17

絵本の家

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「故郷は遠きにありて思ふもの」とは室生犀星が詩集の冒頭でうたったもの。 これは懐かしく心の拠り所としての故郷をうたったものではなく、 故郷と都会を往復して悪戦苦闘しているときの複雑な心境をあらわしていると言われていますね。

ご夫妻とも八ヶ岳南麓の里地を故郷に持ちます。 小さな二人の子供とともに、活躍している都会から故郷に帰って家をつくろうと決心しました。

ご相談をいただいたのは春まだ浅い2月でした。 故郷の田園風景は温かくもありますが、都会にある利便や合理性は少ないでしょう。 それでも風光明媚で生命感旺盛な八ヶ岳南麓に、さてどんな家をつくりましょうか。

中村@PDO