• ぶどうの丘


    ぶどうの丘ビオトープガーデン 2012.02.05

    ぶどうの丘ビオトープガーデン
    今では年老いた私の母はまるで昨日あったことのように、
    私の子どもの頃の話をしたりします。
    そんな母は多くの家族を育てた大きな家に、
    たった一人で住んでいます。
    冬ともなれば使わない部屋は冷蔵庫のようにひっそりと寒いのです。
    近くには兄夫婦が住んでくれています。
    でも頑なに一人暮らしを望むのです。
     
    この国では人生を年代毎のステージで、
    割り切ってスライドしていくという明解な概念が
    なぜか育ちませんでした。
    家長制度が先の大戦で分断されてしまったせいでしょうか?
    あいまいな核家族化が一般化してしまいました。
     
    さて、そんなまだまだ元気な高齢の母や父が安心して住める、
    近隣とふれあえる、安全な食事が提供される、
    好きな庭いじりがいつでもできる、
    そんな共同住宅施設が望まれているようです。
     
    北欧で発案されて米国で発展したコレクティヴ・ハウスに近いものです。
    いよいよ体が言うことを利かなくなれば次のステージ、
    医療施設にスライドすればよいという発想です。
     
    食べているだけで元気になる、きれいになる、
    オーガニックカフェは住人の日々のダイニングとなるばかりか、
    街に開かれたカフェでもあります。
    それを中心に持ちます。
     
    そんな施設を富士山、甲府盆地、南アルプスを見渡せる、
    かってぶどう農園だった丘の上に、
    計画しています。
     
    中村@PDO
     

    サイトプラン 2011.10.01


    2500㎡ほどのエリアです。
    小学校までは丘を下って子どもの足で20分くらいでしょうか。
    とにかく日当たりが良い(日照時間長い)気持ちの良い土地です。
    パッシヴソーラーハウスが適すように思います。
    まずは全体の区画割のデザインから。
     
    1、オーソドックスであること。
    曲線を使ったり変形していると土地としての仕様に無駄が出る場合があります。
    2、一帯の土地供給は100坪程度が主であるが150坪前後とする。
    全体を私たちがプロデュースすることで空地を視覚的共有地と出来ます。
    3、建築物、森、路、農地、カーポートなど周辺環境を取り込んだゾーニング計画
     
    以上の様なことを考えながら素案を描いてみました。
     

    ビオトープガーデンⅡ「ぶどうの丘」 2011.09.28


    七里岩をご存知でしょうか。
    数千年前八ヶ岳は今の姿でなくもっと巨大な山塊でした。
    大規模な山体崩壊があり岩なだれは7里の距離まで達しました。
    これが七里岩です。
    その突端や富士山、南アルプス、盆地など、
    ダイナミックな地形モデルを見渡す丘があります。
     
    やはり事情がありぶどう農家をやめて遊休地となっていたエリアの
    B・Gプロジェクトの2弾目です。
     
    計画地;山梨県韮崎市
    事業面積;約2500㎡
    提供予定;平成25年1月