MEMBER

自然環境との融合をデザインする

建築家/ランドスケープデザイナー 加藤実 一級建築士

建築家/ランドスケープデザイナー 加藤実 一級建築士

森に生きる動物が地面を掘って住処を作ることや
ホッキョククマが雪の斜面を5mも横に掘って子育てすることが知られていますが、
これらはみな自然界の脅威から身を隠して安全に暮らすための彼らなりの遺伝的な解決策です。



今、ネット上にはさまざまな情報が溢れていますが、
その中からどれが自分にとって有益で何れを選択すべきなのかを一緒に考えて計画を進めていくことが
我々設計者には求められていると思います。
そして出来上がった建築が自然環境と融け合っている、そんなデザインを目指しています。

自邸「空と地面の家」

経 歴

1962年
東京都文京区生まれ

文京区立林町小学校・文京区立第十中学校を経て

高校は早稲田大学高等学院(上石神井)に入学するが
途中留年を経験して4年間在学
1986年
早稲田大学理工学部建築学科卒業

構造設計事務所と意匠設計事務所に合計3年間勤務の後
1989年
中目黒に設計事務所を開設
1995年
都会での生活には窮屈さを感じて、八ヶ岳に転居
1993年〜1996年
住宅メーカー(住友金属鉱山出資のスペリオホーム)の設計部に勤務

1年半は特急列車で新宿まで毎日通勤を経験(当時の交通費月額15万円)
2010年
京都造形芸術大学ランドスケープデザインコースを通信教育で卒業