2019.08.05

適材適所の施し

デザイン道


PDOでは敷地条件などにより「への字」に曲がったプランを採用することがあります。
写真は135°に開いたコーナー窓です。
直角以外の角度で木材が取り合う場合には少々工夫が必要です。


木材は湿気で膨らみ乾燥で縮む特徴があります。
そこで出来るだけ木材に隙間が出来ないように薄い板を挟んで接着します。
この技術を雇い実(やといざね)と言います。

経年変化を見込んで出来るだけのことをしておく、職人の技術です。