2013.09.02

軽井沢ハーモニーハウス

できごと

1
軽井沢ハーモニーハウスは、青少年音楽協会創立者のカニングハム女史が、音楽やバレエを学ぶ若者のために造った建物です。設計は建築家の吉村順三です。
  
築30年が経ち、建物維持のための費用捻出が困難となったため、他の団体などに移譲を検討することになったそうです。今年が青少年音楽協会として最後の公開となりました。
  
中に入るとスロープで繋がれたのびやかな空間が広がります。屋根の架構が単純なようで複雑で、ひし形の高窓からの光が白い壁を効果的に照らしています。色々な高さの床、色々な高さの天井があり、どの部屋からも外の景色を楽しめるようになっています。
  
施設内は利用中の若者たちがずっと掃除をしていました。利用案内を見ると「壁にポスターなど張り紙をしないで下さい」「ハーモニーハウスをいつもきれいにしましょう」などと書かれています。建築がこの南ヶ丘の森に生まれて30年、多くの人たちに愛され、大切に使われてきたことが分かります。
  
ただ、それとは別の理由で手放すことになったのはとても残念です。いつかまた、見学できる日が来ることを楽しみにしています。